こんにちわ・こんばんわ!
足場歴25年・鳶1級技能士・足場屋とうちゃんです。

自宅に足場を組むとなると、たくさんの心配事がありますよね?

「外壁塗装をしたいけれど、大切に育てている庭木や鉢植えが傷つかないか心配…」
「足場を組むときに職人に踏まれたり、枝を折られたりしたらどうしよう…」

家を綺麗にするための工事なのに、大切なお花や樹木が犠牲になるのは絶対に避けたいですよね。

結論から言うと!

足場工事での庭木・鉢植えトラブルは「現場調査(現調)」の段階で正しく相談すれば防げます。

現場調査に来ない足場屋さんは、気を付けたほうがいいでしょう。

この記事では、キャリア25年・1級とび技能士の「足場屋とうちゃん」が、足場職人のリアルな本音と、大切なお庭を守るための事前対策についてわかりやすく解説します。

外壁塗装の足場工事でよくある「庭木・鉢植え」のトラブル3選

戸建ての足場組立

外壁塗装や足場設置の際、お庭周りで発生しやすいトラブルには主に以下の3つがあります。

  • ① 職人の足や足場部材が当たって枝が折れる
  • ② 鉢植えが足場の設置スペースを塞いでしまい、作業が難航する
  • ③ 飛散防止シートで日陰になり、植物が日光不足で枯れてしまう

これらのトラブルは!

「施主様と足場業者のコミュニケーション不足」から起こることがほとんどです。

【職人のホンネ】現場の足場屋は「植木や鉢植え」をどう思っている?

現場で作業する足場職人の本音を正直にお伝えします。

足場を組むスペース(壁から1m前後の範囲)に大きな鉢植えが大量に置かれていると、足場の足を立てる場所がなくなり、正直なところ作業に困ってしまうのが本音です。

しかし、あらかじめ状況がわかっていれば対応可能です。

数個程度の鉢植え: 工事当日に職人が移動します。

地植えの大切な樹木: そこを避けるように足を立てる「足場組み」で対応します。

トラブル防止の鍵!「現場調査(現調)」で相談すべき理由

塾長

お庭のトラブルをゼロにするための最大のポイントは、相談する「タイミング」です。

工事当日に「ここを踏まないで」「この木を避けて」と言われても、すでに足場の組み立て計画(図面)が決まっているため現場が混乱してしまいます。

一番良いタイミングは、足場を架ける前の「現場調査(現調)」の時です。

【画像公開】25年のプロが現場調査で手書きしているチェックノート

【現場調査】とは、単に外壁の面積をメジャーで測るだけの作業ではありません。

俺たちプロは、現場調査の際に手書きノートで以下のような項目をチェックしています。

現場の手書き足場現場調査図面
【初公開】足場の手書き現場調査図面を公開!

▲【実物写真】実際の現場調査で俺が作成している手書きチェックノート

現場調査での主なチェック項目施主様・建物への影響
建物の立体的な形状・高さ足場の骨組みと安全性計算
障害物・電線の位置部材の搬入経路と感電・接触リスクの回避
隣家との距離・ご近所の状況メッシュシートの張り方・塗料飛びの防止
大切な庭木・踏んでほしくない場所傷つけないための足場配置の設計

現場調査の段階で「この鉢植えは大切にしている」「この木は絶対踏まないでほしい」と教えていただければ、その場所を避けるように足場の柱位置をあらかじめ計算して設計できます。
遠慮なくご相談ください!

施主様が今すぐできる「お庭を守る3つの事前対策」

大切なお庭の緑を守るために、工事前に施主様に行っていただきたいアクションは以下の3点です。

  1. 動かせる鉢植えは外壁から1.5m〜2m離す
    • 工事範囲から離れたガレージやお庭の隅に一時避難させていただけると、職人の作業性が劇的に上がります。
  2. 現場調査(現調)の時にこだわりをすべて伝える
    • 「思い出のある樹木」「球根が埋まっている場所」など、気になる点は遠慮なく現調担当者に伝えてください。
  3. 工事初日に現場の職人へ「一言」声をかける
    • 作業当日の朝、職人に「このお花を大切にしているので気を付けていただけると嬉しいです」と一言添えるだけで、現場の注意意識は格段に高まります。

【FAQ】外壁塗装と庭木トラブルに関するよくある質問

Q1. 自分で動かせない重い鉢植えはどうすればいいですか?

A. 現場調査の際にご相談ください。
無理に移動させようとするとお身体を痛める原因になります。現調時に教えていただければ、当日職人が養生を行った上で安全な場所へ移動するか、足場の組み方を考えます。

Q2. もしも職人に庭木を折られた場合、弁償してもらえますか?

A. 施工業者の「請負業者賠償責任保険」で補償対象になる場合があります。
万が一のトラブルに備え、工事前に大切なお庭や鉢植えの写真をスマホで撮影しておくことをおすすめします。

まとめ:現場調査での「たった一言」が愛着あるお庭を守る!

外壁塗装や足場工事は、家を長持ちさせるための大切なイベントです。

お金もかかります。その工事によって大切なお花や樹木が傷ついてしまっては本末転倒です。

経験豊富なプロの足場屋であれば、事前に状況さえ把握していれば、狭い場所でも大切な庭木を避けて足場を組む技術を持っています。

状況によっては、どうにもならない事もあります。

ぜひとも、足場を組み上げる前の「現場調査の段階」で、あなたのお庭に関するご要望やご不安を何でもご相談ください!

現場調査に来て、心配事や疑問を遠慮なくなげかけてください。その対応で、足場屋の良しあしがわかるでしょう。

ABOUT ME
gaten-touchan
はじめまして!当ブログを運営している「足場屋とうちゃん」です。 現場歴25年。20歳の頃に何も分からずこの世界に飛び込み、現場の泥にまみれ、大規模現場から町場の戸建てリフォームまで、数え切れないほどの足場を組んできました。現在は現役の役員として、品質とお客様対応、安全第一のタクトを振っています。 私生活では、家でおしゃべりが止まらない「3人の娘」に囲まれて暮らす、ただの3姉妹のひつじです(笑)。 💡 なぜ、俺がこのブログを書くに至ったのか? 外壁塗装やリフォームの見積もりを見て、「足場代、高すぎるでしょ…」とビックリしたり、「足場無料キャンペーン!」という怪しい営業に不安を感じている施主さんをたくさん見てきました。 業界の裏も表も25年間知り尽くした人間として、「一般の人が絶対にダマされないためのリアルな知識」を、どこよりも分かりやすくお届けしたくてこのブログを立ち上げました。 同時に、「足場屋って怖そう…」というイメージをひっくり返したい!令和の時代に、ガッツリ稼げて、誇りを持って働ける「カッコいい職人」を一人でも増やしたいという思いで、現場の裏側も赤裸々に発信。 足場屋がやりやすい足場ではなく足場の上で作業する人がやりやすい足場を、あなたの街の改修現場へ。 「足場が変われば、家づくりが変わる、未来が変わる。」 現場のこと、お金のこと、塗装屋さんの良し悪しまで、現役役員の「ここだけの本音」をどんどん暴露していくので、ぜひフォローしてチェックしてくださいね!現場のリアルnow!